時を超えて愛唱される抒情歌
第21回 飯田三郎の抒情歌

開催日:令和2年4月11日(土)
開場13:30 開講14:00
入場料:2,000円(指定席制)

ミュージアム講座 時を超えて愛唱される抒情歌
日本人の心にはいつまでも忘れることの出来ない抒情歌があります。誰もが知るそれらの抒情歌の識られざる逸話を紹介し、抒情歌の秘密とその素顔に迫ります。

第21回 飯田三郎の抒情歌
第21回となる今回は、作曲家の飯田三郎さんの作品を取上げます。音楽文化研究家の長田暁二先生の解説で、「啼くな小鳩よ」「かりそめの恋」「ここに幸あり」など飯田三郎さんの作品をお楽しみいただきます。ゲストは大津美子さんをお迎えします。

飯田 三郎
大正元年12月20日~平成15年4月24日
北海道根室市に生まれる。昭和5年、根室商業高校(現・根室高等学校)を卒業。高校在学中から作曲を独学し、昭和11年、同郷の髙橋掬太郎作詩の「愛のグラス」でデビュー。昭和12年、上京し池内友次郎に作曲法を、山田和男に指揮法を学ぶ。昭和17年、キングレコード専属となり、髙橋掬太郎とのコンビで「啼くな小鳩よ」「かりそめの恋」など数多くのヒット曲を生み出す。昭和31年には「ここに幸あり」が大ヒット。昭和38年、内閣総理大臣賞受賞曲・国民の歌「若い日本」を発表。愛郷心が強く、「新根室音頭」「北国讃歌」「根室市の歌」など故郷根室を主題とした曲を数多く作曲している。戦後の人々の心にしみわたった「啼くな小鳩よ」、のびやかで広大な曲想の「ここに幸あり」など、従来の流行歌とは趣の異なる格調ある歌を提供し、新たな路線を拓いた。一方で交響曲などクラシック作品も発表するなど幅広く活躍した。平成13年、古賀政男音楽博物館「大衆音楽の殿堂」に作曲家として顕彰された。

講師:長田 暁二(音楽文化研究家)
昭和5年岡山県生まれ。大学卒業後、キングレコードに入社し30年にわたってディレクター一筋。童謡、民謡、懐メロ、オペラと、その研究の範囲はきわめて幅広い。『わたしのレコード100年史』など著書多数。企画制作を担当したレコードは『ピアノと鳥とメシアンと』がACCディスク賞を受賞する他、多くの賞を受賞。近年はレコードの制作ディレクターは勿論、文化講座への講演も行なうなど多岐にわたって活躍中。平成19年には「日本童謡名曲集」の出版など音楽文化研究における永年の業績に対して「童謡文化賞」を贈られた。平成20年には板橋文化功労賞特別賞、平成27年にJASRAC音楽文化賞を受賞。

ゲスト:大津 美子
愛知県豊橋市出身。コロムビアの歌謡コンクールで東海地区代表となり、愛知県内のステージ等で歌う。昭和28年、本格的な歌唱指導を受けるために渡久地政信に師事。昭和30年、「千鳥のブルース」でキングレコードよりデビュー。同年、「東京アンナ」が大ヒット。渡久地政信がビクターへ移籍した後は飯田三郎に師事。昭和31年、飯田三郎作曲の「ここに幸あり」が空前の大ヒット。日本国内だけでなく海外でも〈ニッポンの歌〉として親しまれている。昭和33年には、リズム演歌のはしりとなった「銀座の蝶」が大ヒット。昭和55年、突然クモ膜下出血に倒れるが奇跡的に復活。昭和58年、「ここに幸あり」でロングセラー賞を受賞。平成9年に文化庁長官賞、平成10年には日本レコード大賞功労賞を受賞。平成27年、60周年記念曲「夜空に光るあの星よ」を発売。平成30年、キングレコードより特別功績賞を授与される。同年、「北斗星(ほし)に祈りを」を発売。現在も様々なステージで人生の歌を歌い続けている。

画像:飯田三郎

飯田三郎

画像:講師:長田暁二

講師:長田暁二

画像:ゲスト:大津美子

ゲスト:大津美子

画像:ここに幸あり

ここに幸あり

 
  • アクセス方法はこちら
  • お問い合わせはこちら

ページの先頭へ戻る