日本 歌めぐり ⑯ 石川
令和7年12月2日(火)~令和8年3月31日(火)
日本 歌めぐり
日本全国には、その土地それぞれに、美しい自然や古い寺社仏閣、建物、名跡そして伝統行事や名物の食べ物などが数多くあります。そのような各地の地名や歴史・文化・風習などを取り入れた歌は、「ご当地ソング」と呼ばれ各地を彩り、地域の振興に果たしている 役割は小さくありません。
「日本 歌めぐり」では、日本各地を歌った様々な歌を、その地域ごとにテーマにしてご紹介します。
第16回 石川
日本の北陸地方に位置する石川は、豊かな歴史と自然に恵まれています。日本海に面し、冬は雪が多く、能登半島は昔ながらの漁村風景や輪島塗などの伝統工芸が息づく地域として、人気を集めています。一方で、白山連峰は、豊かな原生林や高山植物が残る自然景観と、白山信仰に根ざした歴史・文化が共存する山岳地帯です。古くは加賀国と能登国が置かれ、江戸時代には前田家が、金沢城を拠点に“加賀百万石”と呼ばれる領地を治めました。江戸時代を通じて文化と芸術が栄え、加賀友禅や九谷焼といった伝統工芸が発展します。兼六園は日本三名園の一つとして知られ、四季折々の美しい風景が訪れる人を魅了します。石川を代表する「金沢」や「能登」は、多くの流行歌に歌われています。









