古賀政男生誕記念
明治大学マンドリン倶楽部演奏会
開催日:令和6年10月19日(土)
開場 13:30 開演 14:00
入場料 2,000円(指定席制)
※参加をご希望のお客様はご予約下さい。8/20(火)から受付開始。
古賀政男生誕記念
明治大学マンドリン倶楽部演奏会
1904年11月18日、古賀政男先生は誕生しました。今年は生誕120年を迎えます。それを記念して、本年も古賀先生に大変関わりの深い明治大学マンドリン倶楽部の演奏会を開催します。明治大学マンドリン倶楽部の皆さんの若々しい演奏で、古賀メロディーの世界をたっぷりとお楽しみ下さい。ゲストは二胡奏者の姜建華さんをお迎えします。
明治大学マンドリン倶楽部 プロフィール
1923年に創部された明治大学マンドリン倶楽部は今年で101年の長い歴史を築いてきた。創立者は日本の代表的作曲家・古賀政男先生ほか数名の学生で、国民栄誉賞に輝く古賀先生の名声と多年にわたる指導とともに人気を博してきた。クラシック、ポピュラー、映画音楽、ラテン音楽、各国の民謡や日本の歌謡曲、古賀メロディーなどあらゆる音楽にチャレンジし、日本の代表的な音楽団体として大衆の皆様に愛される音楽を目標として活動している。倶楽部の卒業生の中から作曲家、編曲家、演奏家、テレビ・ラジオ・レコード会社等音楽関係で活躍する人達を輩出。春休み夏休み等を利用して日本各地から招かれ演奏することにより全国の人々に喜ばれている。また、4年に1度の海外公演では、中国2回、アメリカ4回、ベトナム2回、そして2016年には、マンドリン誕生の地、イタリアで演奏会を行い、マンドリンオーケストラの良さを広め文化交流を果たしている。古賀政男先生の任命により2代目の指導者として倶楽部卒業生の作曲家・編曲家の甲斐靖文氏が音楽監督、常任指揮者としてマンドリン倶楽部独特のサウンドを作り上げ、53年間貢献している。
指揮・編曲:甲斐 靖文 プロフィール
作曲・編曲家、明治大学マンドリン倶楽部音楽監督、常任指揮者、古賀政男音楽文化振興財団理事、OB会会長、大分県別府市出身。昭和33年明治大学入学、憧れのマンドリン倶楽部に入部、4年間活動。昭和37年卒業後、古賀政男先生に師事。昭和40年日本コロムビアレコードと専属作曲家として契約。藤山一郎、村田英雄、島倉千代子、舟木一夫、都はるみ、大川栄策、ペギー葉山、キム・ヨンジャ等、多くの歌手の作曲や編曲、インストルメンタルのLP、CD,カラオケを吹込み、約6000曲以上のスコアを作成。「日本相撲協会練成歌」や社歌、市町村の唄等多く作曲、編曲。現在はフリーの作家として活動。マンドリン倶楽部には多くのオリジナル曲を提供し、特に「津軽組曲(春、夏、秋、冬)」はNo.1の人気を博し、「マンボデメイジ」「荒城ファンタジー」「夢求めて」「百里香」「星空と大地」等多数。古賀メロディーのオリジナル編曲はもとより「ボレロ悲しい酒」「サンバ柔」「タンゴ湯の町エレジー」「ディスコ目ン無い千鳥」「マンボ無法松の一生」等々、リフレッシュ古賀メロディーを甲斐サウンドに編曲し好評を博している。平成13年、大学創立120周年として功労賞を受賞。返礼として賛歌「希望あふれて」を作曲し大学に寄贈。平成20年、日本大衆音楽文化賞を受賞。令和3年5月、高い音楽水準と長年の指導者として50年、“明治大学特別功労賞”受賞、大学の歴史に名を遺す。作家生活58年、明治大学マンドリン倶楽部音楽監督、常任指揮者として今年で53年になる。
姜 建華(ジャン・ジェンホワ) プロフィール
上海生まれ。叔父から二胡の手ほどきを受け、16歳から中国芸術家代表団の一員として海外公演を行う。北京の中央音楽学院附属中学在学中、姜の演奏する「二泉映月」に同校を訪れた小澤征爾が感動。それをきっかけに1979年、タングルウッド音楽祭へ参加しボストン交響楽団、サンフランシスコ交響楽団と共演。1989年にはベルリンフィルの定期公演に出演するなど、国際舞台でのキャリアを重ねる。日本ではサントリーホール、カザルスホール、王子ホールなどのこけら落とし公演に出演。石井真木、加古隆らが姜のために書き下ろした作品を初演し、日本に二胡の魅力を伝える。1987年、映画「ラスト·エンペラー」で坂本龍一作曲のテーマ音楽を演奏。2003年、日本ゴールドディスク大賞特別賞を受賞。2021年から2023年は主に中国で活動し、中国全土でのリサイタルのほか、様々なメディアに出演。現在、中央音楽学院の教授を務め、同時に日本での演奏活動と後進の指導も積極的に行なっている。2022年、長年にわたる日中の架け橋としての活動に対し、駐上海日本総領事館の赤松秀一大使より「在外公館長表彰」が授与された。
古賀政男
昨年の演奏会
甲斐靖文
姜建華(二胡)